先日書いた、老眼のお話の続きです(^^)

⇨72歳でも老眼にならないうちの母!

 

今日は、少し長くなりますが。。

具体的な「老眼予防・改善トレーニング」の方法について書きます。

、、の前に、もう少し詳しく老眼について。

 

 

前回書いたように、老眼の原因は「水晶体の機能の低下」です。

正常な水晶体は、近くを見るときには厚くなり、

遠くを見る時には薄くなってピントを合わせます。

このように水晶体を変化させるのは、「毛様体筋」という筋肉です。

 

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そのためこの「毛様体筋」が衰えると、ピントを合わせるのが困難となり、

いわゆる老眼になります。

つまりこの「毛様体筋」を鍛えることが、老眼予防、老眼の進行防止に繋がります。

 

 

そして目の周りの筋肉は「毛様体筋」だけではありません。

眼球を動かす働きのある「外眼筋」のトレーニングも効果的なので、

合わせて行うのがオススメです。

 

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※前回書いたうちの母は、この外眼筋の方のトレーニングをしていました!

 

 

まず最初に、「毛様体筋」のトレーニング。。ピントを合わせる練習です。

片目づつ行います。

 

目の前10㎝ほどのところに人差し指をかかげて下さい。

先端にピントを合わせたまま、指を遠ざけたり、また近づけたりします。

毛様体筋を使って水晶体の厚みが変化していることを意識して下さい。

これ効いていると結構疲れるはずなので、いきなりやり過ぎないように気をつけましょう!

酷使は良くありません。

 

でも使い過ぎないのもよくありません。

パソコンやスマホなど、同じ距離でずーっと見続けるのは筋肉にとってよくありません。

肉体労働をする方より、座りっぱなしのデスクワークの方に腰痛が多いのと同じですね。

 

 

次に、外眼筋のトレーニング。。眼球を動かす練習です。

普段、黒目だけでものを見ていませんか?

眼球ごと動かすって、意外としていないものです。

試しにやってみて下さい!

これも意外に疲れるし、思い通りに動かなかったりしますよ(^_^;)

 

まず上を見て、右を見て、下を見て、左を見ますが。。

この時に、可動域ギリギリまで眼球を動かしてみて下さい。

そして慣れてきたら、その軌道を通して目眼球をくるくる回しましょう。

できたら反対方向にも回してみましょう。

寄り目にしてみたりも、良いです。

とにかく外眼筋を使って眼球を動かします!

 

前回の記事の最後に海老蔵様の写真を使ったのは、実はここに繋がります。

彼の「にらみ」は有名ですよね。

 

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なんとこんなこともできるそうです!

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外眼筋のパワーとコントロール力が凡人とは違いますね!

彼は老眼になるのが遅い。。はず。

 

 

ちなみに画像を探していたら、こんなアイドルの女の子も見つけました!!

 

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えー!なんでなんで!?なんでできるの??!

 

これだけは私、どれだけ練習してもできる気がしませんが。。

どなたかチャレンジしてみてください!!

 

これらのトレーニングは近眼にも効きますし、

目の周りのたるみやシワ等、美容効果もありますので。。

ぜひぜひ無理のない程度にやってみてくださいね♪

 

 

水晶体の機能低下の原因としてはもうひとつ

「水晶体自体の弾力性がなくなり硬くなってしまう」ということも言われています。

 

こちらは対処が難しいように思いますが、

繋がっている筋肉(毛様体筋・外眼筋など)を鍛えることにより

その状態も良くなると思われます。

 

これは体のどの部位でもそうですね。

例えば、骨盤周りの筋肉の状態が悪い方は婦人科系のトラブルを抱えている方が多いですが、

筋肉の状態が改善することにより生理痛が楽になった。ということもよくあります。

 

そして体はほとんどは(水晶体も)タンパク質でできていますから、食事も大切です。

良質のタンパク質、そしてそのタンパク質がうまく働くための他のあらゆる栄養素が必要です。

 

あとは基本的なこと、

すべての老化を進行させる活性酸素を過剰に発生させないため

ストレス、睡眠、運動不足などの生活習慣を見直す必要もあります。