昨日は、娘(中2)の授業参観&保護者会がありました。

その保護者会の中で校長先生が、

ある特別授業を受けた生徒たちの感想を読み上げて下さったのですが。

その中のひとつがとても心に残りました。

 

私はブランドものを自慢するような大人にはなりたくない。 

私自身がブランドになりたいと思いました。

 

これってまさに私も10代の頃よく考えていたことで、

そしてやっぱり今でも思っていることです。

 

ただこれはブランド批判ではないですし、

高飛車になるつもりもないんです。

今よく言われる「ブランディング」というのとも違います。

 

この文章を書いた女の子の真意はわかりませんが、


私が思う「ブランド」というのは「自信のありか」です。

自分の自信をどこに置くのか、ということ。

 

ブランド物の商品が素晴らしいのは周知の事実ですが、

自分の自信のありかは物や他者ではなく、自分の中に置いておきたいですよね。

 

高価な物や車、大きな家、愛するパートナーや分かり合える仲間は

もちろん価値ある大切なものです。

そしてたくさんの経験や、

時に犠牲を払いながらも身につけたスキルは何物にも代えがたい。

 

でも、それらすべてを無くしたとしても。

自分の中に「自信」という軸があれば、

プライドを保ち倒れずに立っていられそうな気がします。

 

何事もなく、何も失うことなく、

平穏な人生を送れたらそれに越したことはないのでしょうが。

多かれ少なかれ、生きていると時に不測の事態が起こりますよね。

 

幸い起こらないとしても、自分の中に「自信」を持って生きていると

色んなことが好転する気がします。

少なくとも、好転していると受け止めることができる気がします。

 

そして自分の中に自信を持つことは

「覚悟次第」で誰にでもできるんだと思う。

何の資格も権利も必要なく、先天的な才能も関係なく。

そう思わないとやってられないですし!

 

そんな私がいちばん好きな詩❤

有名な詩なのでご存知の方も多いと思いますが、ご紹介いたします(^_^)

 

 

『招待』

~ オライア・マウンテン・ドリーマー( ネイティブアメリカンの長老)の詩 ~

 

あなたが生活のために何をしているかは、

どうでもいいことです。

私は、あなたが何に憧れ、

どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。

 

あなたが何歳かということも関係のないことです。

あなたが、 愛や夢や冒険のためにどれだけ自分を

賭けることができるのか知りたいのです。

 

あなたがどの星座に生まれたかということも

どうでもいいことです

あなたが本当に深い悲しみを知っているか、

人生の裏切りにさらされたことがあるか、

それによって傷つくのが怖いばかりに

心を閉ざしてしまっていない かを知りたいのです。

 

あなたが自分のものであれ、人のものであれ、

痛みを無視したり、 簡単に片づけたりせずに、

それを自分のものとして

受け止めているかどうかを知りたいのです

 

また、喜びの時には、

それが私のものであれ、 あなたのものであれ、

心から夢中になって踊り、

恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです。

気をつけろとか、現実的になれとか、

たいしたことはないさなどと言わずに。

 

私は、あなたの話すことが

本当かどうかには関心がありません。

私はあなたが自分自身に正直であるためには、

他人を失望させることでさえ、

あえてできるかどうかを知りたいのです。

 

たとえ裏切りだと責められても、

自分自身の魂を裏切るよりは

その非難に耐えうる方を選ぶことがで きるかどうかを。

 

たとえ不実だと言われても、

そんなときにあなたがどうするかによって、

あなたという人が信頼に値するかどうかを知りたいのです。

 

私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。

それが見た目に美しく見えない時でも、

毎日そこから本当に美しいものを

人生に汲み上げることができるか どうかを。

 

私は、あなたがたとえ失敗しても、

それを受け止めて共に生きることができるかどうか、

それでも湖の縁に立ち、

銀色の輝く満月に向かって

イエスと叫ぶことができるかどうかを知 りたいのです。

 

あなたがどこに住んでいるか、

どれだけお金があるかはどうでもいいことです。

それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、

どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、

子どもたちを食べさせるために

しなければならないことをするかどうかを知りたいのです。

 

あなたが誰を知っているか、

あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません。

私とともに決して怯まずに

炎の只中に立つことができるかどうかが 知りたいのです。

 

あなたがどこで、何を、

誰と勉強したかはどうでもいいことです。

私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になったとき、

あなたの内側から

あなたを支えるものは何かということです。

 

私はあなたが自分自身としっかり向き合い、

その何もない時間の中にいる自分を

心から愛しているのかどうかを

知りたいと思っているのです。

 

 

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息子が中学生の頃に学校の課題で書いた「無」

親バカで申し訳ないですが、あまりの上手さに撮ってしまいました(^_^;)

ちなみに私の祖母は書道の先生もしていたのですが。。隔世遺伝かしら?