「私はセラピストに向いているでしょうか?」
セラピスト志望の方に、そんな質問を受けることがよくあります。
人様のことですので的確にお答えするのは難しいのですが。。
こんなお話を聞いたことがあるので紹介させてください。
「自分の天職(適職)は何だろう?」と考えるとき、
幼い頃に好きだったこと、得意だったことを思い出すと良い。というお話です。
それが自分の本当にやりたいこと、向いていることだそう
私は施術中に、よくこのお話を思い出します。
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私は幼い頃「あやとり」が好きでした。
おとなしくて地味で、お友達もいない暗い子供でしたが、
なかなか心配な幼稚園児でしたが
休み時間にはよくひとりで階段に座って、あやとりをして遊んでいました☆
ほうき、橋、東京タワー、ダイアモンド、おぼろ月。。
色んなものを作って遊んでいましたが、
特に得意だったのは 「
遊んでいるうちにいつの間にか
絡まってしまった糸をほどくのが得意 だったのですが、
私はそのことと施術を重ねてしまいます。
絡まって固くなった結び目をほどくためには、
ますます固まってしまう。
焦らずに適した刺激を与えていくと、
そして更に続けると、
またあるタイミングで「
そこを手掛かりに、ゆっくりと糸の先を探っていくのを繰り返すと、
その過程の集中力や、ほどけた瞬間の達成感を、
施術もそう。
固い筋肉を無理にほぐそうとしても逆効果だったりします。
焦らずに、適した手技を用い、タイミングを見逃さず地道にアプローチを続け、
元の状態、
集中力が必要なことや、
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あるとき、幼稚園で同じ組の女の子のあやとりが絡まってしまって、
その糸をほどいてと頼まれました。
私の「結び目ほどき」の才能は、地味に皆に浸透していたようです。。
(そんな才能いらないですね )
いつものようにその糸をほどいて返すと、
「わーありがとう!」
私、普段は人に褒められたりお礼を言われたりする子ではなかったので(^^;
何だかそれがすごくうれしかったことを覚えています。
(自己肯定感が満たされたのでしょうか !)
今のお仕事でもお客様が「楽になった!」などと言って下さるときに、
その時のうれしさが蘇ります
これからも「
人の身体(と心)と向き合っていきたいと思っています。
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皆さまが幼き頃に好きだったこととは何でしょう?
今のお仕事(または熱中している趣味)などと何らかのリンクはしているでしょうか?
一度そんな角度で考えてみるのも、また新しい発見があって面白いかもしれませんね