美容よりも健康!見た目がきれいなことより元気なのがいちばん!
という意見もありますが、それはそうとも言い切れません。
見た目の美しさと健康は決して無関係ではないからです。
艶やかな肌や髪、そして曲線のあるボディラインは時に健康を意味します。
姿勢を正す、骨盤調整、などと言うとどうしても
「くびれ」「ヒップアップ」といった美容面が注目されがちですが、
効果はそれだけではありません。
筋肉の状態が良いと痛みやコリから解放されるだけではなく、
本来の曲線あるボディラインを維持できるので、骨盤もニュートラルに保たれます。
ニュートラルでしなやかな骨盤は、必要に応じて微妙な開閉を繰り返すことができます。
そのため骨盤に関連する女性ホルモンや自律神経のバランスも整い、
心身ともに健康な状態を保てるのです。
必要なのは、柔軟性。
ニュートラルな状態からしなやかに揺れて、また元の状態に戻るという繰り返し。
骨盤の開閉もそうだし、
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)もそうだし、
自律神経(交感神経と副交感神経)もそうです。
美しく健康な人というのは、心身ともに凝り固まらず、
しなやかな柔軟性を持っている人のことを言うのではないでしょうか。
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昔読んだ気功の本に、こんな一節がありました。
「流れる水は濁らない。。」
高価なダイヤモンドに目を奪われるのも事実ですが、
きらきらと流れ続ける水は
飽きることなくいつまでも見つめ続けることができると思いませんか。
変わらない完璧な美しさよりも、
流動的な変化を繰り返す魅力が勝ることもありますね(^^)