股関節の柔軟性が大切な事は皆さま良くご存知ですが、意識の高い人ほど過度な柔軟性を求めてしまい、そこにばかり拘ってしまわれる事も多々あります。
今はネット上で素晴らしく柔軟性のある方々を見る機会も多いので、余計に『自分の体は硬いのではないか?痛みやダイエットの悩みなど全てそれが原因ではないか?』という考えに至るのだと思います。
しかし股関節の可動域というのは、そのような方々が思われているよりはずっと狭いものです。そしてそれで正常です。
股関節の可動域を載せるので、ご自分で動きを確認してみて下さい。
🔸 屈曲 125度
🔸 伸展 15度
🔹 外転 45度
🔹 内転 20度
🔸 外旋 45度
🔸 内旋 45度
※性別・年齢などによっても個人差があるので、あくまでも参考値になります
改めて確認してみると、ご自分の股関節は意外と?正常だと認識される方も多いのではないでしょうか。
べたーっと180度開脚できなくても何ら問題はありません。そのような体質の方・そのように訓練されている方はもちろん美しく、スポーツやダンス、身体に携わるお仕事をする上では有効に働く事でしょう。
ですが普通に暮らしていく上では90度開けば充分で、無闇にそのような方の真似をすると逆にどこかを傷めてしまう事にもなりかねません。
<
目指したい場合は、きちんとした指導を受けながら行って下さいね😊
この投稿をInstagramで見る
そして骨盤と股関節には深い関連があり、両者は連動して動いています。故に『股関節の動きが悪い』ことは『骨盤の状態が悪い』ことを意味し、骨盤を正常な状態に戻して上げることによって股関節の動き・柔軟性も向上します。
講座一覧はこちらこちらからどうぞ⭐︎