セラピストにとって、いろんな講座を受けたり本を読んで知識を得ることは、
施術の幅を広げ質を上げる上で必要不可欠な事です。
ただ、やみくもにたくさん手技を覚えて知識を得ても、
それを実際に施術の場で使いこなせなければ意味がありません。
おいしい食材を買い込んでも、
実際にそれを使っておいしい料理が作れるのか、というのに似ていますね。
百人一首を覚えても、
ここぞという時に胸を打つ和歌を想い起こして楽しめるのかどうか、
というのにも似ています。
なので私の講座を受けて頂いた方には、
きちんと使いこなせるまでになって頂きたいと思っています(^^)
講座終了直後にはピンとこなくても、
施術を重ねる上で湧きあがった疑問点、確認事項があれば遠慮なく聞いて下さい。
しっかりと手技の確認などもされたい方には、フォロー講座もご用意しております。
せっかくの食材を冷蔵庫の中で腐らせないのと同じように。
せっかく覚えた短歌を胸の中で埋もれさせないのと同じように。
せっかく覚えた手技や知識は最大限に活用して頂きたいし、
そのお手伝いはできるだけしたいと思っています。
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花の色は うつりにけりないたづらに
わがみ世に降る ながめせしまに
小野小町の有名な歌ですね。
花が散っていくように、私の美貌も衰えてきちゃったなあ。。
恋やいろんなことに、心をやつしてる間に。
みたいな意味です。
40歳の私としては、その気持ち痛いほどよくわかります!(美貌うんぬんは別として)
そう、わかりはするのですが。。
年を重ねるという事は、ハード面の衰えと反比例するかのように、
ソフト面がバージョンアップに次ぐバージョンアップをするものなので。
どうしても自分を嫌いになれません(^^;
そして内に秘めたものは、抑えきれなく外にも溢れ出すものです。
若い頃と現れ方は違おうとも。
そのあたり、わかる方だけわかって下さればいい。。
なんて裸の王様を試すような言い方をするところも、もう若くはない証拠でしょうか♥