呼吸には、腹式呼吸と胸式呼吸があります
骨盤矯正の効果には様々なものがありますが、
その中のひとつに「呼吸」があります。
呼吸には腹式呼吸と胸式呼吸があり、
私たちは無意識のうちにこれらを組み合わせて呼吸を行っています。
腹式呼吸はその名の通り、
腹部にある筋肉(腹横筋と横隔膜)を使って行う呼吸です。
そして胸式呼吸は、肋骨の筋肉(肋間筋)を使って行う呼吸です。
腹式呼吸は胸式呼吸よりも
多くの酸素を体内に取り入れる事ができます。
また腹式呼吸を行う事により
副交感神経が優位になり
心身共にリラックスできることから、
胸式呼吸よりも腹式呼吸の割合が高い方が望ましいとされています。
骨盤が歪んでいると、正しい呼吸ができません
しかし骨盤に歪みがあると
この腹横筋と横隔膜がうまく働かず、
腹式呼吸の割合が低くなってしまいます。
使っていない筋肉は衰えるので
ますます腹式呼吸ができなくなり、
筋力不足により姿勢も悪くなる…
という悪循環に陥ってしまいます。
骨盤矯正によって、腹式呼吸がしやすくなります
骨盤を正しい状態に戻すことによって
正しい姿勢を取り戻し、
正しく筋肉が使えるようになり、
腹式呼吸もしやすくなります。
またそれによって副交感神経が優位となり、
心身共にリラックスすることができるのです。
腹式呼吸は、くびれ作りにも効果的です
また腹横筋は、ウエストのくびれを形作る筋肉でもあります。
この腹横筋(と腹斜筋)がうまく働いていると、キュッとしたラインが現れます。
※後ろで愛犬(ポメラニアン♂6歳)が寝ていました笑
よく行われている腹筋運動では、
腹直筋(お腹の前面)は鍛えられてもくびれはできません。
くびれを手に入れるためには、
ねじりを加えた腹筋運動を行いましょう(^^)
※画像はお借りしました
正しい姿勢で立ち、腹式呼吸を行うことも
日常的なトレーニングになります。
筋肉量が増えることにより基礎代謝が上がり、
「痩せ体質」にも近づきます。
いきなり腹筋運動を習慣にすることは難しくても、
まずは正しく立つ事を心がけてみましょう(^^♪